入国審査に大行列…九州8空港の拭えぬ欠点

こんにちは、おぐりです。九州は訪日外国人客が急増して、入国審査に時間がかかっているようですね。以下「東洋経済オンラインより」

  • 政府目標の「20分以内」には程遠く

訪日外国人客が急増する中、入国審査に要する1日のうちの最長待ち時間(2015年平均)が九州7県の空港は26〜39分に達し、政府目標の「20分以内」を上回って、成田空港(18分)や羽田空港(24分)よりも長いことが、西日本新聞の取材で分かった。

福岡空港では2015年度に入管職員を倍増させたが、到着便が集中する時間帯は1時間を超すこともある。佐賀、大分、宮崎の3空港では前年より悪化。アジアの玄関口として、入国審査官の増員や新機器導入など対応が急がれる。

  • 訪日外国人の伸びに対し、職員増が追いつかず

法務省は観光立国に向けた取り組みをまとめた文書で「外国人旅行者がわが国で最初に体験する入国審査は、日本に抱く印象に大きく影響する」と指摘。政府は2014年に最長待ち時間を2016年度までに20分以内に短縮する目標を掲げ、入国審査官の増員などを進めてきた。

しかし、訪日外国人の伸びに対し、職員増などの対応が十分とは言い難い。九州7県8空港への外国人入国者数は、2011年の47万3千人から2015年には163万2千人へ急増。

九州への入国外国人の半数が集中する福岡空港は、過去5年間29人だった入管出張所の職員を15年度は65人に増員した。最長待ち時間は14年の42分から35分に短縮したが、依然として目標の20分以内には届いていない。

法務省は2020年の東京五輪などを見据え、今秋から関西、高松、那覇3空港で、入国審査の時間短縮のため外国人が自分で顔写真の撮影や指紋の登録ができる新機器「バイオカート」を導入。日本人と在留外国人は審査官の面接なしで入国できる「自動化ゲート」も羽田、成田両空港などに配備し、頻繁に来日する出張客に解禁する準備を進めている。

福岡入国管理局は「テロなどを防ぐため、厳格な審査が最優先だが、職員増員による人海戦術などで待ち時間を短縮させたい」と話す。バイオカートなど新機器導入も「他空港の効果を検証し、検討したい」としている。